桃太郎伝説ゆかりの地を巡るウオーキングは、30日（日）、打穴下緑花公園内芝生広場周辺で行われた。
コースは、鬼山を巡るアップダウンの激しい約４キロメートル、全国から訪れた桃太郎愛好者や町内外から約200人が思い思いの姿で参加した。
出発にあたり柵原太鼓による激励が行われ、またストレッチで体をほぐしたあと一歩を踏み出した。案内役は2班に分かれたが、白桃組は、三保村誌から桃太郎伝説を発見し文献上最古の桃太郎伝説だと太鼓判を押した立石憲利・全国桃太郎会連合会長が、赤桃組は、この地に詳しい光岡久美子美咲桃太郎の会員（打穴中）が務めた。
立石会長は、途中途中で、桃太郎のお爺さんお婆さんが住んでいたという古屋敷や打穴川でお婆さんが洗濯をしていたという洗濯岩、鬼山、焼寺、退治山、勝峪など桃太郎にまつわる地名やその由来などを説明、また季節の花や木なども紹介するなど参加者を楽しませた。
昨日に続き秋晴れの素晴らしい天気になったこの日、参加者たちは心地よい汗を流すとともに帰着後は完歩賞のカードをもらった。そして、最後のイベント「全員じゃんけん大会」で盛り上げ、２日間にわたる全ての行事に幕が下ろされた。
日本桃太郎会連合会・伊藤ひろあき事務局長（愛知県江南市）は、今回のサミットは町をあげて取り組まれ、大勢の参加者で驚きましたと話していました。

●「桃taro expo」
桃太郎サミット2022 in美咲に協賛し、美咲町運動公園多目的広場（原田）でも「ももたろうエキスポ（マルシェ）」が行われ、8000人もの参加者でにぎわった。
このイベントは、桃taro expo実行委員会（事務局・桃太郎商事株式会社）が企画したもので、ご当地グルメのたまごかけご飯の食堂かめっち。をはじめフード＆ドリンク、雑貨＆ハンドメイド、リラクゼーション＆ヒーリング、キッチンカーなど岡山県下のマルシェ約60店舗が一堂に集い行われたもの。
11月1日（火）発行の山陽新聞作州ワイド版に当ゆかりの地を巡るウオーキングやマルシェなど記事が掲載されたので、写真とともに紹介します。