11月28日日曜日、井原市民会館で行われた大河ドラマ「青天を衝け」チーフ演出・黒崎博氏の講演会に参加した。
我々は、まず井原市文化財センター「古代まほろば館」で行われている「渋沢栄一と井原市」展を鑑賞、首藤学芸員から話を聞く中で突然黒崎氏本人が現れた。講演会終了後アポイント取っていただけた、ここで会うとはうれしい悲鳴だった。井原市民会館を語り継ぐ会で来たことを話すと、「父からよく聞いています」丁寧な返事で二重の喜びを味わった。
講演会では、演出家の使命やコロナ禍で現地ロケができなかった話や、渋沢英一役の吉沢亮、妻千代役の橋本愛、徳川慶喜役の草薙剛など役者についても話された。
終了後、坂手世話人が質問に立ち、「青天を衝け」のタイトルを付けた意味を尋ねた。黒崎氏は、真っ青な空(明治維新)に向かって飛び込んでいく英一のマルチ人間像を表現したという。実際の映像も写しながらわかりやすく説明を加えられた黒崎氏、残すところ放映は後4回だが最後まで突っ走る栄一の姿を見てほしいと締めくくった。
|