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岸田吟香⇒
吟香生誕190年記念大講演会
多くの愛好者が聴き入る!

10月14日、秋の新聞週間特別企画として行われた「日本初の民間新聞創刊大講演会」に約200人もの視聴者が詰めかけた。
これは、山陽新聞社や兵庫県播磨町など後援を受け、岸田吟香を語り継ぐ会(加原奎吾会長、美咲町・同教育委員会共催)が行ったもので、会場となった旭町民センター大ホールは吟香の研究者や愛好者で埋め尽くされた。
当日は、兵庫県播磨町ふるさとの偉人顕彰会をはじめ埼玉県からジョセフ・ヒコ記念会会長、国際基督教大学や國學院大學の名誉教授らも東京から駆けつけた。
冒頭、主催者の加原会長が、播磨町との交流の経過について挨拶、その後、青野美咲町長と佐伯播磨町長の対談が行われた。
両町長は、「吟香と美咲町」「ヒコと播磨町」について話した後、フリートーキングとなり活発な意見交換が行われた。「朝ドラにならないか」「大河ドラマにならないか」など盛り上がる場面もあったが、最後は、絆を深めようと固い握手で締めくくった。
次に、武庫川女子大学の山口豊教授による講演に移り、幕末に「新聞誌」創刊に至った経過や吟香とヒコの関係、二人を結び付けた宣教師で眼科医のヘボン、更には吟香の性格までも話されるなど、二人について理解を深めた。
山口教授は、以前アナウンサーを志したこともあり、その優しくてはっきりした口調は皆を魅了した。参加者の一人、美咲町錦織から参加した森岡さん(男性)は、「吟香の読みやすい記事は、山口先生の聞きやすい話しに通ずるものがある」と、また岡山市から参加した水本さん(女性)は、「町長同士の対談とは思えないほど楽しかった。これを機会に交流を続けられたらいいと思います」などと話していました。


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