10月20日(水)、久米郡美咲町中垪和畝にある天台宗宝寿寺に、吟香ゆかりの寺院として新しく立て看板が設置された。
表面には当時5歳だった辰太郎こと吟香が当寺院(寺子屋)で学んだことや坪井(現津山市)の大庄屋安藤家に学僕として入ったことなど、裏面には設置者の氏名が刻まれている。
当宝寿寺は、吟香の生誕地から約3キロメートルの場所に位置し、吟香が江戸に向かう原点となった寺院として有名である。
現在は無住寺となっているが、以前から永年寺住職の草地圓正氏をはじめ杉山稔氏、草地浩典氏が金品を出し合い計画していたもので、今後訪れる愛好者に好感を持たれるにちがいない。
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