8月19日（金）、旭町民センターで行われた美咲町生涯学習講座第4弾「地元が生んだヒーロー岸田吟香」は、町内から8名が参加し行われた。
参加者は、旭地域をはじめ中央地域、柵原地域から吟香が残した偉業をもっと深く追求しようとする研究熱心な人達だった。
今回の講座を担当した岸田吟香を語り継ぐ会の加原会長や甲元らは、プロジェクターを使用し津山での足跡や中国に渡り大学を開設するなど、新聞紙や液体目薬だけでなく多方面に活躍した吟香の勇姿、最近入手した情報で吟香の指導を受け明治12年に丹波（現兵庫県丹波市）に孤児院を開設した大野唯四郎のことなどを説明、皆さん興味深く聞いていた。
終わりに、感謝の言葉を述べた江与味地区から参加の石井紘子さんは、吟香さんは色々な事業を起こした人として知っていたが社会事業にも関わっていたとは、吟香さんの人間性に感動しました。改めて吟香さんの魅力を発見でき嬉しかったと話していた。
美咲町旭総合支所では、今年度の学習講座として、第6弾「鯖ずしをつくろう（9月16日、講師みさきみんなの台所会）」、また第7弾「桜湖焼きの器をつくろう（10月12日、講師杉山典子氏）」を計画しており、現在参加者を募集している。
お問い合わせ申し込みは、美咲町教育委員会旭総合支所、電話0867-27-3111まで。