今年は、天保4年(1833)4月28日、岡山県の中心部久米郡中垪和谷村(現美咲町栃原)で生まれた岸田吟香、幼名辰太郎の生誕189年目にあたる。
これを記念して、28日午前、中垪和畝にある宝寿寺で吟香生誕祭が行われた。といっても、当宝寿寺総代の西本仁一氏ら有志7人が行ったものだ。
まず今月2日に植樹した桜を確認したあと客殿に移動し、吟香の生誕を祝って乾杯した。そして、幕末から明治期にかけ多くの日本初を成し遂げた吟香の業績に思いを馳せた。
来年は、片田舎から全国いや世界に羽ばたいた吟香の生誕190周年になる。この節目の年に何か記念になる行事が出来ないか、現在一部の有志から話しが出ている。
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