”2019観月会”300人が酔いしれる!
第13回を迎えた衆楽園の観月会が、9月14日夕、国指定旧津山藩別邸庭園で行われました。
オープニングは、清眼寺阿形副住職と日本古来の箏コラボによる御詠歌で始まり、その後津山邦楽合奏団有志や三船ヴァンによる日越箏の競演、オカリナ&コカリナによる演奏が続きました。今年は新メンバーでさんのスチールギターも加わり、ハワイアンムード漂う中で、参加した観衆300人が観月のひと時を楽しみました。
演奏中、東の空にお月様が浮かぶと観月会もクライマックス、テーマに沿って応募した俳句数十点の中から優秀作品が発表され、永禮綱俳句会代表らの講評もありました。即席で作ったという女性(中国)さんの俳句は特別枠として発表され、共に参加していたマシュー(ニュージーランド)さんとの突然の婚約発表もあって、多くの人から祝福され二重の喜びをかみしめていました。
庭園に目をやると、立て掛けられた竹燈籠からこぼれる光と優しい月の光がお茶席を照らし、お団子を手にする和服姿の女性を温かく包んでいました。
終わりに、「ふるさと」を全員で歌い満喫した観月会に幕が降ろされました。この催しは昨年から有志(明石和海実行委員長)により開催され、出場者は全員ボランティア、スポンサーみなさんの温かいご支援により支えられています。
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