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吟香ゆかりの寺院「善應寺」もみじ祭り(岡山県津山市)

2023年11月18日土曜日 午後14時開演
岡山県津山市大篠1674番地 善應寺 内仏殿
★秋のコンサート
演奏バリトン、ピアノ、メゾンプラ、フルート、篠笛

2023年11月19日日曜日 午後13時30分開演
岡山県津山市大篠1674番地 善応寺 内仏殿
岸田吟香は善應寺で私塾を開いたて176年 岸田吟香は「たまごかけご飯」を国内で最初に食べた人
★激動の時代を走りめけた 先駆者岸田吟香 動画で紹介

★記念講演
『実業家・ジャーナリスト・教育家・慈善家…など多くの顔をもつ 明治の偉人 岸田吟香』
講師 津山洋学資料館 館長 小島  徹氏
主催 善應寺、善應寺檀家
共催 岸田吟香を語る継ぐ会
後援 山陽新聞社、津山朝日新聞社

お問い合わせ
天台宗 龍頭山 善應寺 岡山県津山市大篠1674番 電話0868-29-0513 善應寺

岸田吟香の生涯に耳を傾ける!(津山市・善応寺)

11月18日から19日にかけ善応寺もみじ祭りが開催され、19日には祭りを記念して津山洋学資料館・小島撤館長による記念講演会が行われた。
これは、天台宗善応寺(那波良晃住職)が、山陽新聞社や津山朝日新聞社の後援を受けて行ったもので、市内外から約50名の愛好者が集った。
まず、岸田吟香語り継ぐ会の光元正夫さんが伯母としと吟香の繋がりについて話し、激動の時代を走り抜けた岸田吟香の動画を見ながら吟香の生涯を振り返った。
その後、メインである小島館長の講演が行われ、新聞記者や実業家・教育家など様々な顔を持った吟香が、幼少期から才能が認められ、また勉強をしたい一心で江戸に出たいきさつや、武士から湯屋の三助まで経験した吟香が、30歳のときアメリカ人宣教師でヘボン医師と出会ったことで人生の転機が訪れた。
日本で初めての新聞創刊へ関与したことや多くの起業に取り組んだこと。また社会福祉の分野にも手腕を振るい視聴覚障害者向けの学校をはじめヘボンから伝授された液体目薬を製造、これがヒットし全国に取次店を広げ、上海に樂善堂支店を出すなど、特に中国人と交際し上海で活躍する日本人の支援も忘れることなくグローバルに活躍したと紹介した。
途中には善応寺と吟香の関わりについて、私塾を開き村の若者に漢学を教え、その時天井に投げた雑巾の痕が今も残っているなど笑いを誘う場面もあった。
津山市内から参加した田中春江さんは、光後玉枝女医や岸田吟香など人材は豊富なので、津山は文化の薫り高い街ですと話し、同じく市内から参加した玉置清二さんも、岸田吟香を語り継ぐ会を何としても応援したいなどと話した。
更に語り継ぐ会の草地浩典副会長も立ち、吟香について自らの思いを話すなど終始有意義なひと時を過ごした。
この日は、屋外で総代会や婦人部による露店が開かれ、美咲町から仕入れたという卵や醤油、胡麻を使用した「たまごかけご飯」も振る舞われた。
終わりに挨拶に立った本多邦夫総代長は、美咲町が発行しているマンガ「岸田吟香伝」を読んだが、再版する場合は是非善応寺も入れてほしいと訴えた。
前日には「楢本昭充先生と仲間たちのコンサート」が行われ、楢本先生率いる川田聖子(ピアノ)やユニット「ひいら(奥田洋子・メゾソプラノ、正木公美子・フルート他、高見恒代・ピアノ)」が、クラシックや秋にちなんだ曲を弾き歌うなど、祭りを盛り上げた。

(11月19日)


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(11月18日)


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