岡山県北情報⇒
絵本「漬物大明神」の紹介

○○○○ 平成8年、旧布下満画伯、ペンネーム「まんさく」が挿し絵した絵本を紹介します。
この絵本は、令和2(2020)年12月23日発刊された「漬物大明神」(ふくろう出版)で、A4版カラー32ページ、第14回グリム童話賞を受賞しています。
発行者は柚木平吉で、文は小暮夕紀子氏、絵を布下満氏が担当しています。百年に一度のお祭りにまつわる内容で、明神村のウメさん120歳の痛快劇です。タイトルを見ただけでも読みたくさせ、老若男女心「笑い」を楽しくさせてくれる一冊であります。

<作者紹介>
●小暮夕紀子
1960年岡山県生まれ。本名・小田由紀子。岡山大学卒。2018年に第4回林芙美子文学賞を受賞し小説家デビュー。単行本「タイガー理髪店心中」、絵本「蚕のおくりもの」などがある。岡山市在住。
●布下満
1937年大阪市生まれ。洋画家。元姓は岸田、岸田吟香の弟熊次郎のひ孫にあたる。父の名前は耕讀。1960年岡山大学教育学部(特美)卒業後、中学/短期大学の教師として41年間(美術教科)。1963年日展初入選以来、岡山県展、白日展、行動美術展等に出品、多くの賞に輝く。2001年「布下満画集」、2019年「続・布下満画集」刊行・同記念展を開催する。総社市在住。

岡山県北情報掲示板 mail:info@owow.jp