4月17日（日）、美咲町役場で岸田吟香のひ孫、画家・岸田尚氏（東京都在住）から美咲町青野高陽町長に「岸田吟香肖像画」が寄贈された。
当日は、黒瀬堅志教育長や岸田吟香を語り継ぐ会の加原奎吾会長、尚氏の母岸田悠喜子氏らも同席した。
加原会長から、急遽今日の贈呈式に至った経緯を、また尚氏からは「曾祖父に喜んでもらえるかなと思い製作した。美咲町の偉人・岸田吟香を若い人にも知ってもらいたい。」と趣旨の説明あった。
青野町長から「貴重な絵画を寄贈いただき感謝に堪えない。記念館に掲示し多くの人に観ていただく。」との挨拶があった。
その後、町長室に移り懇談。尚氏は、子供のころ遊びに来ていた思い出や美作短期大学で勉強したなど美咲町には昔から縁があった。また昨日は語り継ぐ会の総会に出席、皆さん真剣に協議していたことに感銘を受けたと話していた。

　町長ら亀甲駅で見送る！

明日、東京で会議があると1時間程度で席を立たった尚氏、全国的に珍しい亀甲型のJR津山線亀甲駅で青野町長らが見送った。
この日は、駅ホールで梅川純子氏が主宰する音楽教室「ムジカなかよし」のロビーコンサートが行われており、町長に紹介され口ずさみながら母のふるさとを後にした。
語り継ぐ会は、日頃から語り継ぐ会と縁が深い尚氏の個展やイベントに町のパンフなど送り応援しているが、今後も美咲町観光大使（Ｖｏ）として、東京から全国に向け発信してもらいたいと願っている。