洋画家布下満画伯が、画集「NUNOSIA MITSURU2001〜2019」を出版した記念に、昨年11月総社吉備路文化館において、布下満絵画展「絵を書いて60年あしあと」を開催した。
当日は2000年に出版した画集「絵を書いて40年あしあと」も並べられた。
画集はＡ４ワイド160頁、抽象的な人物画が多く、風景画もある。
デッサンだけのものもあり、絵の好きな人には絶賛する一冊だ。
布下画伯の元姓は岸田、岸田吟香の兄弟熊次郎のひ孫にあたる人で父の名前は耕讀である。
1937年大阪市で生まれ、岡山大学教育学部（特美）卒業後、中学校・短大で美術教師を務めるかたわら画家としても活動。
1963年日展初出品（入選）以来、岡山県展、白日展、行動美術展等に出品し数多くの賞に輝く。1987年からおかやま社会保障センターカルチャー講座「油彩画」講師を務める。
総社市在住。