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美咲町出身・岸田吟香が掲載された冊子を紹介します。
この冊子は、2021年3月1日発刊された「日清友好の先駆者たち―郵便史からの考察―」で、荒尾精・近衛篤麿とともに岸田吟香の活躍が紹介されています。Ａ４版カラー128ページで、著者は立山一郎、出版社は㈱日本郵趣出版です。
明治時代、夢を抱いて清国に渡り、関心のあった中国の書面、漢詩、篆刻などを研究、また貿易を志す若者が清国を好きになる、吟香ら３人の物語です。
地図、写真、絵葉書など多く掲載され、吟香ら書簡も掲載された歴史書として非常に価値のある一冊です。
＜作者紹介＞
●立山一郎
郵政史研究家。1943年熊本県生まれ。1967年東京大学法学部卒業後、同和火災海上保険（株）入社。2006年ニッセイ同和損保（株）社長、あいおいニッセイ同和損保（株）会長等歴任する。著書に、「肥後国熊本郵便局にみる明治前期の郵便（日本郵趣出版）」、「明治前期の大阪肥後航路と汽船便（日本郵趣出版）」などがある。
日本郵趣協会文献賞をはじめＪAＰＥｘ金賞、同文献部門金賞等受賞する。小判振舞処会員、郵便史研究会会員、いずみ切手研究会会員。東京都在住。
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