美咲町旭文化会館の2階、吟香記念館の入口に吟香の末裔・岸田夏子氏や岸田尚氏（いずれも東京都在住）、布下満氏（総社市在住、旧姓岸田）、これら吟香の芸術的才能を受け継ぐ3人の画家を紹介するコーナーがある。
現在、資料等収集数は少ないが、吟香を語るうえで忘れてはならない人々である。記念館入口にあるため、訪れたときは是非ご覧いただきたい。
また吟香が助言・指導し、明治12年（1879年）孤児救済のため「愛育堂」を創設した大野唯四郎（兵庫県丹波市出身）や元治元年（1864年）本間清雄（静岡県出身）や吟香と日本で初めて邦字新聞「新聞紙（翌年「海外新聞」に改題）を創刊したジョセフ・ヒコ（兵庫県播磨町出身）の資料も展示している。
こちらも是非見てもらいたいものだ。