4月２7日（水）、美咲町教育委員会主催「みさき桃太郎伝説のここがすごい」と題した郷土文化講座が、みさき桃太郎の会みなさんにより行われた。
冒頭、会の事務局長・玉木陽一氏から概要説明を受け、巨大な紙芝居が黒瀬文子氏の語りにより行われた。みなさんうなずきながら聴き入っていたが、最後に、鬼は心を入れかえ村のために尽くそうと目出度し目出度しで終わった。
その後、ビデオ上映、再び演壇に立った玉木氏は、前会長の亡き黒瀬光輝さんが研究し残した伝説にまつわる地名、焼寺や退治山、勝�宸ﾈど、小さな集落でここまで整っている伝説地は全国的にない、ここが凄いと訴えた。併せて、正義や人柄、文化伝承、地域の活性化などについて全国に発信していきたいと抱負を述べた。
質問に立った福井正氏（宮山）は、桃太郎の統一したイメージキャラクターができないか、また別の男性からは、追われた村人が鬼山に逃げ込み鬼に助けられたという話は本当かなど質問が出ていた。
終わりに岡部初江副会長から、桃太郎伝説は子供の時から誰もが親しんでいるおとぎ話。桃太郎伝説を地域づくりに活かしていければと締めくくった。
※本年１０月、美咲町で「第１９回桃太郎サミット２０２２ in美咲」が予定されているが、この日は町内外から１８人の参加者があった。