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元祖"ももたろう伝説地"を歩く！
９月２５日、文献上で最古、日本一を誇る、誇りとする美咲町打穴中・打穴下を歩く「2021元祖美咲桃太郎伝説ウオーク（黒瀬輝光実行委員長）」が開催された。
当日は、町内外から２４人（スタッフ含め４４人）の参加者があり、中には数人の家族ずれもあった。
コースは、今回初めて設定されたものでアップダウンはありながらも桃太郎にまつわる鬼の墓、桃太郎の墓、鬼を退治した「退治山」、桃太郎が勝どきをあげた「勝峪」、喜んだ村人が神様に祝詞をあげた「祝詞」、おばあさんが洗濯したとされる打穴川の「洗濯岩」など、最後は鬼が住んでいた鬼山城跡に到着する４キロコースで行われた。
午前９時、まず顧問である青野美咲町長から歓迎の言葉があり、次いで玉木陽一事務局長から歩く注意点が述べられた。その後、特別講師として全国ももたろう会会長で日本民話の会会長の立石憲利さん（総社市）から、ももたろうの伝説にちなんだ地名など由来を教わりながら歩いた。
途中、桃太郎の墓では実際に大穴に入ったり、巨大な桃と洗濯をしていたおばあさんに出迎えられるなど、また鬼山広場ではジャンケンゲームがあり、勝どきをあげた１０名の人に桃太郎にまつわるプレゼントが贈られた。
参加した一人、津山市の小学校２年楢本くんは歴史が大好きで、桃太郎のことを勉強したいと、おばあさんがいる美咲町でこのイベントに参加したと言う。
※美咲町のももたろう伝説地は、日本の３大伝説地（岡山県岡山市・総社市、香川県高松市、愛知県犬山市）よりも２年早い昭和３年に久米郡三保村誌に掲載された。
美咲町では、来年ももたろう伝説全国大会が予定されており、実行委員会は今から張り切っている。
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