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落合とも関係があった吟香!郷土文化財研究会定例会で加原会長講演

12月4日日曜日、落合総合センター(真庭市落合垂水)で落合郷土文化財研究会が行われ、会員15名が参加した。
講演に先立ち難波澄夫会長から、近隣の文化を知ることも必要と、たまごかけご飯で有名な岸田吟香を選んだと挨拶された。
続いて講演に移り、加原会長が吟香の業績について説明した。冒頭「吟香と言えばどこの銀行?」という人もいる、と笑いを誘いながら最近発見された北海道に咲くハマナスから抽出した香水「ハマナス油」や、上海に渡って医者をした経歴も話し、「吟香先生」とも言われたなどの情報も付け加えた。
質問に移り、松尾事務局長が吟香はなぜ多くの名前を持っていたのかなど、また本元副会長、難波会長からも質問があった。
最後に加原会長から、吟香は明治16年郷里坪井(弟の金融問題)に帰ったとき、落合の旅館に一泊し翌日高瀬舟で恩師斎藤玄立医師らと酒を酌み交わしながら旭川をくだった。実はその時泊まった宿を探していると話すと、皆さんから「なべや旅館」、今は無いが「山水旅館」かもなど飛び出し、判明した次第連絡すると嬉しい返事をいただいた。
また吟香は生涯に多くの書を残しており、発見された時は事務局へ教えてほしいと付け加えた。
今日の定例会は、我々にとっても重要かつ有意義な会だった。文化財研究会のみなさん有難うございました。

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