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6月14日(土)、霧雨であったが、新しく開所された美咲町旭多世代交流拠点「あさひなた」において、「岸田吟香没後百二十年を偲ぶ碑」除幕式が行なわれた。
これは、幕末から明治期、西洋文化を一早く取り入れ日本の近代化に手腕をふるった美咲町出身の偉人・岸田吟香。本年6月7日が没後120年にあたり、会として記念事業を計画、今日まで準備を進めてきた。
式典は、青野高陽美咲町長をはじめ松島啓美咲町議会議長、藤原敬三教育長、加原奎吾顧問(前会長)、吟香五男辰彌(宝塚歌劇団演出家)の孫・岸田尚画家(東京都在住)ら関係者16人を迎え厳粛かつ盛大に執り行われた。
青野町長ら7人によりテープカット(除幕)後、挨拶に立った草地浩典会長は、「明治から昭和、令和へと語り継がれ110年以上になる。今日の日を忘れず、更に顕彰活動を充実させたい。」と述べた。その後、事務局から経過報告があり、来賓祝辞と続いた。
完成した碑は、花崗岩1.1tを使用、本体高150p、横巾40p、奥行25p、基礎石は、高さ50p、横幅80p、奥行65pで、全体の高さは2mとなる。なお、碑の前面上部に黒御影石でつくった吟香の肖像画を飾り、その下に、「岸田吟香没後百二十年を偲ぶ」、右側面には吟香の口ぐせである「大魚は小池に游ばず」、裏面には建立年などが彫られている。
式典最後に、岸田尚氏から謝辞があり全てを終了したが、この日、尚氏とともに東京から来た母・悠喜子さんは、「月日の経つのは早いものです。でもこうやって地元の方々が懸命に顕彰して下さり頭の下る思いです。」と話していた。
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