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書籍「日本のイノベーション 岡山・・・」紹介!

○○○○ 「医療・産業の分野で展開した先駆的な技術革新や文化の伝承と新しい想像を個性豊かな講師が熱く語る!」と紹介したこの書籍は、2008年6月、山陽学園大学・山陽学園短期大学公開講座の講演内容を纏めたもので、講師11人の思いが載せられている。
その中の一人、元山陽学園大学教授・能登原昭夫教授のタイトルが目に映った。「多文化交流から共生を目指して」、サブタイトルは「先覚者・岸田吟香に学ぶ」だった。
内容は、幕末から明治期、激動する社会で、異文化にいち早く目を付けた吟香、現在の外国人など異文化を持つ人が共生する多様性に富んだ社会の中で、吟香に学ぶものが多くあると。特に目に映ったのは「郷土の偉人を町おこしに使う・・。中略。その人の生き様というもの、あるいはやってきた事実を勉強することもおろそかにしないでいただきたい。」と締めくくる。この一言は、私たち語り継ぐ会の背を押してくれるようで有難い。
みなさん、能登原教授の熱い思いがぎっしり詰まった17ページ、是非手に取り読んでいただきたい。
●出版の案内
・発 刊 2008年11月1日(初版第1刷)
      ・発行者 山川隆之
・発行所 吉備人出版
●著者紹介
能登原昭夫(のとはら あきお)
1931年 岡山市に生まれる。前山陽学園大学教授。著書に『進研グラフィック英文法』(福武書店)、『BIGWAVE高校総合英語』共編者(東京書籍)などがある。

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