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「幕末から新しい時代をみすえた岸田吟香」パンフレット製作!

○○○○ 美咲町では、天保4年久米北条郡中垪和谷村(現美咲町栃原)出身で、世界を狙った実業家、ジャーナリスト、社会事業家など多くの顔を持った岸田吟香を紹介するパンフレット(改訂版)を発行した。
前回の表紙は、明治29年叙勲が下賜された時の写真を使用していたが、今回は「新しい時代をみすえ、やる気に満ちた吟香」のイメージに合う写真を採用した。
中身は、生誕から少年時代、また津山に出て江戸を目指すまでの辰太郎(吟香の幼名)のこと。主な業績として、和英対訳辞書の編集や点眼水の販売など「日本初」となる業績を紹介、唯一失敗した石油掘削業も掲載している。
面白い記事として、22歳のとき武士になり刀を捨て湯屋の三助になった。そこで名前を「銀次」から「吟香」に改めたことも。
また、新しく津山滞在中に関係した安藤家や善応寺など、帰省したとき利用した武蔵野旅館など地図を掲載、発行の都合で新情報「丹波愛育堂(孤児救済)」は入らなかった。 このパンフは、美咲町から依頼を受けた岸田吟香を語り継ぐ会が監修した。

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