岡山県北情報⇒
山口豊書 岸田吟香『呉淞日記』・「影印と翻刻」「日本語総索引」本紹介

○○○○ 吟香が異国の地で日々の生活を綴った『呉淞日記』に感銘を受けた筆者は、日記を紐解き、彼の生活ぶり・考え方・歴史観などを一冊の本に纏め紹介しています。
@「影印と翻刻」(2010年5月発行)
『呉淞日記』は、近代日本語の成立に関わる第一級の資料であると、6冊の内現存する三冊(第三・第五・第六之冊)をA5版415ページに纏めたもので、原本(直筆)を写真や解説でわかりやすく紹介している。
A「日本語総索引」(2012年8月発行)
先に発刊した「影印と翻刻」は、表記にひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字が、言語も日本語、中国語、英語、文の種類も和文、漢文、和化漢文が多く使用されており、この本を十分に活用するため索引としてA5版223ページに纏めたもの。
・発行所 武蔵野書院(?03-3291-4859)
・著者紹介 山口豊(やまぐちゆたか)
昭和33年生まれ、兵庫県立神出学園校長をはじめ兵庫県立松陽高等学校校長など教職に携わる。主要著書に、「柳髪新話浮世床総索引(昭和58年出版)」や「夢酔独言総索引(平成4年出版)」、「和英語林集成第三版訳語総索引(平成9年出版)がある。いずれも武蔵野書院。その他各種専門書への論文執筆が数多くある。

岡山県北情報掲示板 mail:info@owow.jp