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丹波市:講演会「歴楽」開催
―孤児救済「愛育堂」吟香も関わる―
講演会は、本年4月16日(土)午前10時から丹波市

明治時代、兵庫県丹波市市島町に大野唯志郎という人物がいた。大野は私財を投げ打ち棄子や孤児たちの救済活動を行った人で、現在、丹波市において児童福祉の先覚者として称えられている。
講演会は、本年4月16日(土)午前10時から丹波市・ライフピアいちじまで、市島町史実研究会副会長・青木正文氏が「大野唯志郎日記を読む」と題し行う。
大野唯志郎は、明治11年岸田吟香が訓盲院の建設を進めていたとき、吟香から建設から資金調達、運営方法など学ぶため楽善堂を尋ね、18回にわたり指導を受けた。施設の名称は「愛育堂」と吟香が命名した。
開院後も運営方法について19回にわたり相談を受け、妻カツも小児用着物を多数贈るなど夫婦して応援した。(参考資料「大野唯志郎」より)

講師プロフィール
昭和40年兵庫県立神戸商大(現兵庫県立大)卒業後、楽器のヤマハ鰍ノ勤務。平成7年退社後、故郷に帰り地域貢献として観光ボランティア・ディスカバー市島会長も務める。

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