*** 10/12日(木)、最高のパフォーマンスで盛り上げた「ベトナム音楽の夕べ」***
10月21日から始まる第10回津山国際総合音楽祭、その先陣を切ったプレイベント「ベトナム音楽の夕べ」が12日夕、津山文化センターで行われ、市内外から約550人がダンチャイン(16弦箏)やヴァイオリン、ピアノの優雅な演奏を堪能しました。
演奏会は、1部は三船ヴァンさんによる「秋のふるさと」などベトナム曲をダンチャインで、2部はヴァンを日本に引き寄せたウイーン在住世界的なヴァイオリニスト稲見節子さんと共演、特に稲見さん自作「楽園」やドヴォルザーク作曲「ユーモレスクは映像とともに紹介、また稲見&ヴァンが共演しての日本の童謡やベトナム曲は、みなさん身を乗り出すように聴き入っていました。
3部は、みんなで楽しもうと、津山を核に活動する安藤毬絵さんがピアノを担当、ヴァンさんとの共演を行い、アニメ映画トトロの「さんぽ」や「かあさんの歌」など、また向陽小学校の子供たちが加わって「真っ赤な秋」、最後の「ふるさと」は江見恭彦さん指揮のもとみんなで大合奏唱しました。
途中一部と二部の間ではベトナムの国を、二部と三部の間では民族舞踊を映像で紹介するなど、「ベトナム音楽の夕べに相応しい催しとなりました。
最後の最後に飛び出したアンコールに応えたヴァンさん、「恋人よ」を安藤毬絵さんのピアノ伴奏で歌い上げ、直後恩師である稲見先生が駆け寄り抱擁するなど、会場から割れんばかりの拍手をもらいながら最高のパフォーマンスで全てを終えました。
終わりにヴァンさんから、「今日の日があるのも稲見先生をはじめみなさんのおかげ、これからも津山とベトナムの友好親善に努めます」と力強く挨拶しました。
演奏を聴きに来たという美咲町の平岡充代さんは、「ヴァンさんの歌唱力には驚きました。稲見さんの演奏技術の高さは、さすが辻久子先生の内弟子と話していました。
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